ついに取得しました。
私たちの日常業務を通して、私たちの会社がめざすべき方向へ一歩一歩進んで行くとしたら‥それはとてもすばらしいことではないでしょうか。
そんな思いで業務を見直すこと9か月。このたびついに ISO9001:2015(品質)、14001:2015(環境)の認証を取得することができました。
ご協力いただいたみなさまには心から感謝申し上げます。
しかしながら、これはほんのスタート地点に立っただけのこと。
これからが勝負です。
認証取得に違わないよう、社員一同日々精進してまいります。
どうかみなさまのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
ご無沙汰しております。
こんにちは。大変ご無沙汰しております。
気付けば年を越し、オリンピックが終わったと思ったらもう春ですね。油断をしていたら時の流れに取り残されてしまうところでした。
先日、休日を利用して、愛知県知多市の佐布里池梅まつりに初めて行ってまいりました。薄曇りではありましたが、本当に暖かく、会場の周りは大渋滞。日が落ちる前に入れるか心配しておりましたが、どうにか間に合いました。
会場内も多くの人で賑わっており、小さな子供やペットも多く、とても活気付いておりました。何分、混雑した場所は苦手なほうなので久々にこういった場所に出向きましたが、たまにはいいものですね。
期待していた梅は満開で、赤やピンクや白の花が咲き乱れており、皆さん写真を心置きなく撮影されていました。私も負けじとパシャパシャ。
やはり写真だと目で見た光景そのものとはいきませんが、またひとつ良い思い出をおさめられました。
また別の日、中学校の卒業式に来賓として出席させて頂きました。
私がこの中学校を卒業したのは50年近く前ですが、今でも変わらない校歌に懐かしさを覚えつつ、名簿に目を落とすと…困った。名前が読める生徒がほぼいませんでした。
やはり時代は流れているなと、実感しました。
取り残されないように新しい事をたくさん勉強しなければいけないですね。
芸術の秋。
気づけば今年も残りわずか。随分と寒くなってまいりましたが体調を崩されておりませんでしょうか?
先日、岐阜県の根道神社参道脇にある貯水池、通称「モネの池」を訪れてみました。いつの頃からかこのように呼ばれるようになった「名もなき池」。週末ということもあって、たくさんのお客さんで賑わっておりました。
このあたりは少し前まで、駐車場が十数台分しかなく大渋滞していたそうです。現在は地元の方が有志で土地を提供し、駐車場を整備されているとの事で、渋滞も全くありませんでした。そういった方々のご尽力があって、このような場所が守られている事を忘れてはいけないなぁとつくづく思い知らされました。
池は噂通りの美しさ。紅葉が深まる中、色鮮やかな鯉が優雅に泳いでいました。額にハートがある鯉は見つけられませんでしたが、綺麗な景色に心癒されリフレッシュできました。
インターネットで見てみると、雪が積もる池もなかなか風情があり良さそうです。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
気が付けば今年も。
今年もお盆が近づきました。多くの方々が故郷へ帰省されることでしょう。
私の生家は岐阜県の加茂郡ですが、長らく空家のままにしてあって、時折墓参りする際に立ち寄り、山林の空気や川の流れと共に遠い記憶を呼び戻す安らぎの地でもありました。
残念ながら廃屋の宿命とでもいいますか、建物の一部が朽ち落ちたのを機に思いきって解体するとともに、お墓も現在の住まいである愛知県一宮市へ移設しました。
生れ故郷との縁が切れてしまうような寂しさを感じながらの移転でしたが、豈図らんや20年近い月日がたつにもかかわらず様々なご縁によって、当地を訪れる機会が続いております。そんな折りにはしみじみと、先代が名付けた「加茂建設」という商号の意味深さを感じます。
とかく「今」に流されがちな日常を、謙虚に反省させるための摂理であると素直に捉えらえるのは、日本中に流れるお盆という空気のせいでしょうか。
思いがけない出来事に。
朝からの行事を済ませ、帰路についたのはもう午後6時過ぎでした。
会場を出ると、そこは曇天にもかかわらず温室の中のような蒸し暑さです。行事で顔を合わせた女性を見かけたので会釈すると、スマホを耳にしたまま手招きされました。そして指さす先を視線で追えば、驚きました。老人が倒れているではありませんか。
聞けば、その状況に遭遇した女性は救急の連絡をしていたところだと言われます。とにかく、脈をとってみますがよくわかりません。肩を叩いて声をかけてみますが、応答は全くない状態です。うっすら息はあるようです。再び肩を叩き声掛けを繰り返しますが、変化はありません。
どうしたらよいのか困り果てて、女性に「寝かせて蘇生しましょう」ともちかけたところで、救急車のサイレンが聞こえ、時を置かず到着してくれました。「大丈夫ですよ」との救急隊員の言葉に心底安堵しました。幸い命には別条なかったようです。
高齢化そして亜熱帯化の進む日本です。いつ何どきこのような事態に出くわしても不思議ではありません。その時どういう措置をしたらよいのか。しっかり学習しておくことの大切さを思い知らされた出来事です。
逆転の発想。
私たちの町内には氏神様が二つあります。
ひとつは770年ほど前に陸奥国塩竃神社を分祀した六所神社(祭神 猿田彦命)、残るひとつは700年ほど前に熊野国熊野神社を分祀した十二所神社(祭神 伊弉諾尊)です。ともに町内で持ち回りの氏子役によって、年中の祭礼が脈々と受け継がれてきました。
そんな神聖なものであるにも関わらず不届きものがいるもので、長らく賽銭泥棒に悩まされていました。お金の管理を仰せつかった方は根気に回収をするのですが、絶妙なタイミングで錠は壊され、浄財が奪われることがしばしば。
「なんとかならぬものか…」と相談され、困ったあげく考案されたのが
『鍵をかけない賽銭箱』
これは効果絶大で設置以来5年、未だにお金を抜かれたことはありません。もっともこの先いつまでも大丈夫という保証はありませんが 「鍵を設ければ、相手にヒントを与えている様なもの。鍵をなくせば泥棒も困るではないか。」という発想は、目からウロコです。
隠れた名店。
大阪を訪れました。
所用を済ませた後、近くの住吉大社へ参拝…ここは遡ること千八百年前、時の神功皇后が住吉大神を鎮斎されたことに始まるといわれており、御本殿は「住吉造」とよばれる神社建築としては最古の様式で、妻入りです。奥から第一本宮、第二本宮、第三本宮と直列に並び、第三本宮の脇に第四本宮が並列に並ぶという珍しい配置です。
台風一過にもかかわらず曇った空からはポツリポツリと雨粒が落ちてきます。境内は人もまばら、驚いたことに外国からの旅人ばかり。堀に映る住吉反橋(太鼓橋)が雨のしずくの織りなす波紋にゆれる情緒は、きっと気に入っていただけたのではないかと思います。
ちょうど昼食の時間でしたので、スマホで検索。訪れたのは大社の西北、路面電車の住吉停留場近くにあるウナギ屋『いづもや』さん。「千円で満足」との情報に、このご時世に本当やろかと冷やかし半分で…「よくぞ見つけた」といえるほど小さな店構えを発見、わくわくしながら古びた暖簾をくぐったわけです。
店内も実に超レトロ 「…実にいいねエ」。訊けば戦後間もなく始められたといわれます。きっと七十年の間、そのままの佇まいなのでは…。そして壁には「鰻まむし」の値札が、なんと六百円から二千円まで並んでおります。何でも、ウナギの量の違いとか。ここは情報を信じて千円のものをオーダー、待つこと5~6分、出された器の蓋を開けるとそこには、タレのよく混ざったごはんの上にそこそこの鰻が乗っているではありませんか。やや感動して、口に運べば…「ウッマァ~」。
口数の少ないおかみさんでしたが、まさに『物価へのチャレンジャー』です。同行の四人全員が感服のお店でした。